これで迷わない!自動車保険の選び方に関するポイントをご紹介

自動車を運転する場合には、かならず自賠責保険に加入する必要があります。それとは別に任意保険として、自動車保険への加入を検討される方もいるでしょう。しかし非常に多くの会社と種類があるため、どれがよいのかわからず迷ってしまう方も多いのです。
今回は自動車保険の選び方に関するポイントや、保険料を安くするコツなどについてご紹介いたします。ぜひとも参考にしてみてください。

自動車保険の選び方①申込先を比較する

自動車保険の申し込み先には、大きく分けて2種類が存在しています。それぞれ特徴があるため、まずはどういった違いがあるのかを確認するようにしましょう。

代理店タイプ

保険会社と加入者の間に代理店の担当者が存在し、その方経由でやり取りをするタイプです。初めての保険加入という方であっても、担当者の方が相談に乗ってくれます。またしっかりとサポートをしてくれるので、おまかせしやすいというのが特徴です。

自動車保険だけでなく、その他の保険に関してもまとめて管理してもらえる点も、メリットとしてあげられるでしょう。よくわからないので、詳しい方に相談しながらしっかりと決めたいという方におすすめです。

ダイレクトタイプ

保険会社と加入者本人が、直接やり取りを行うタイプです。電話やインターネット経由などで、いきなり加入希望の連絡をするところから始まります。代理店を挟まないことによって、詳しく教えてもらったり相談に乗ってもらったりする相手はいません。しかしその分、保険料が安く設定されているケースも多いのです。

また、ダイレクトでのやり取りですので、面倒なことがなくスムーズであるという点もメリットと言えるのではないでしょうか。保険料を安く抑えたいという方や、加入する保険についてすでにご自身の中で決まっているという方におすすめです。

自動車保険の選び方②メインの補償額を検討する

自動車保険においてメインとなる補償は、以下のとおりです。それぞれでいくらまで補償してもらえるのか、金額設定がされています。いくらで設定するかをしっかり検討しましょう。

対人賠償責任保険

自動車による事故によって人を死傷させてしまった際に、適用されます。発生する損害賠償責任に関して、自賠責保険の限度額を超える金額も補償する、保険のことです。多くの自動車事故の場合、人を巻き込んでしまう傾向が高いこともあります。さらにその際発生する損害賠償額は、高額になりやすいものです。できる限り負担を減らすためのものとなります。

対物賠償責任保険

こちらは対人賠償責任保険と同じ補償内容です。しかし対象が人ではなく物となります。ただし物の場合には自賠責保険で補償される部分がありません。保険に加入していない状態で、損害賠償が発生してしまうと、基本的に全額自己負担になってしまいます。

物なためあまり高額にはならないと思う方もいるかもしれませんが、万が一を考えて加入しておくべきです。ものであっても億を超える損害賠償が、発生したケースも存在しているからです。

人身損害(搭乗者傷害)保険

人身損害保険は対象となる被保険者や、その家族が死傷してしまった際に適用されます。実際の損害額に応じて、保険金が支払われる保険です。登場中のみというタイプもあるため、保険適用の条件はタイプによって異なります。搭乗者損害保険は、似たような内容ですが対象は契約してある車に限定されます。

まず気をつけていただきたいのが「対人賠償責任保険、対物賠償責任保険は無制限にする」ことです。どちらもいざというときに、かなり高額になってしまうことが予想されます。あらかじめ予想することが難しいので、万が一に備えて無制限にしておくと無難です。

自動車保険の選び方③特約(オプション)の選択

自動車保険のメインとなる保障の他に、オプションとして用意されている手厚い補償内容が特約です。保険会社によってもないようには違いがあるものの、よくある種類としては以下のとおりとなります。

弁護士費用に関するもの

事故が発生した際に、相談をしたり損害賠償を相手方に行ったり場合には、弁護士の方へ依頼をすることになります。当然弁護士費用が発生するわけです。この特約があることで費用を気にすることなく、弁護士の方に依頼を行えるようになります。

他車運転に関するもの

ご自身の車を保険の対象として契約をしていた場合に、違う車を運転中に発生した損害に関しては、基本的に補償の対象外です。しかしこの特約があることで、契約していない車での損害に関しても、自動車保険を利用した補償も受けられるようになります。

対物費用の差額に関するもの

対物損害保険に加入することで、ものに関する損害賠償を補償してもらえます。しかし大抵の場合は時価額までと、決められているのです。時価額を超えてしまった分については、自己負担になってしまいます。しかしこの特約があることで、時価額を超えた分に関しても補償の対象となるのです。

自動車保険の保険料を安くするコツ

自動車保険は補償内容も重要ですが、毎月発生する保険料に関しても気になるかもしれません。できるだけ保険料を安く済ませたいと、多くの方が思っているでしょう。

そのコツとしては、保険内容が適正であるかを確認することがまずあげられます。たとえば補償の限度額を無制限にすることで、いざというときに安心であることは、間違いないでしょう。

しかしその分だけ保険料は当然高くなります。

補償の手厚さと保険料は比例するため、ご自身の普段の運転内容やリスクを見極めましょう。補償内容として十分である、ギリギリを攻めると保険料の無駄をなくせるようになります。判断が難しい部分ですので、代理店の方など知識が豊富な方へ、相談してみることがおすすめです。

まとめ

今回ご紹介した3つのポイントを抑えることで、迷わず後悔しない自動車保険の選択が可能となります。普段の運転状況などに合わない保険だと、無駄が発生してしまうため適正なものを選ぶようにしましょう。

「松井モータース」では、保険の代理店として自動車保険加入も承っております。まずはご相談だけでもかまいませんので、お気軽にお問い合わせください。